先日、趣味が高じてコーヒーインストラクター3級の資格を取得したMAYAです。こんにちは。
春といえば、新しいことに挑戦したくなる季節ですよね。
そんなわけで、今日は「これからコーヒーを始めてみたいな」というコーヒー初心者さん向けの記事を用意してみました。
初心者さん向けの記事だけど、色んなコーヒードリッパーを紹介する予定だから、初心者さんじゃなくても楽しめると思うよ。
コーヒーラバーさんたちからは、コメントなどで「こんなドリッパーもありますよ」と教えていただけると、記事をさらに充実させられるので助かります。
と、いうわけで、今日は「初めてのコーヒードリッパーの選び方」についてMAYAが思うことを語ろうと思います。
- コーヒードリッパーを選ぶときに大切なたった一つのポイント
- MAYAが実際に使っているドリッパーのぶっちゃけレビュー
- 代表的なコーヒードリッパーを一覧にしてご紹介
この記事を読めば、きっとあなたが気に入るコーヒードリッパーを見つけることができると思いますよ!
私もはじめはコーヒー初心者でした。
よくわからないまま様々なブログや書籍を読んでコーヒードリッパーを選んできましたが、コーヒーを愛して約3年の月日の中で、気付いた真理(?)があります。
それをあなたにお伝えできればいいなと思っています。
【衝撃の結論】コーヒードリッパーなんてぶっちゃけどれでもいい
真理がどうとか言っておきながら、いきなりこれでごめんなさい。でもこれが真理なんです。
いやいやいや、どれでもいいとか暴論すぎない!?!? いきなり大暴投だよ!?
まぁ落ち着いて聞いてください。たった一つの条件さえ守れば、他に大切な要素はあとからついてくるんです。
初めて買うコーヒードリッパー、私も悩みました。
正確には初めて使ったコーヒードリッパーは家にあった両親の古いカリタの台形ドリッパーだったのですけれど、自分でコーヒーに凝りだして、「おいしく淹れられるドリッパーを買いたい」と思ったとき、すごく悩みました。
- ○○ドリッパーは穴が大きくて湯抜けがスピーディ
- ××ドリッパーはリブがどうたらで云々
- △△ドリッパーはコーヒーのアロマを引き出す構造で……
有名なコーヒー専門店が監修しているコーヒー本を読んでみれば、代表的なドリッパーの解説は必ずといってもいいほど書かれています。
けれど、
- そのドリッパーのポテンシャルを自分の技術で引き出せるのか?
- ドリッパーの個性と自分の味の好みが一致しているのか?
- 日常使いに不便ではないか?(洗いにくい、割れやすいなど)
などなど、実際に使ってみないとわからないことも多々あります。
たしかに……文字で説明だけ見ても、自分に合うドリッパーがどれか、わからないよね。
結局、私は今では4つのドリッパーを持っています。
(同じドリッパーのサイズ違いも持っているので、種類としては3種類です)
コーヒーにハマっていくと、ドリッパーってつい集めたくもなってしまうのですよね。
「これからどうせ集めていくから大丈夫」という意味でも、最初のドリッパーってぶっちゃけどれでもいいと思います。
とはいえ、それはたった一つのある条件を満たした場合に限って。
それを早く教えてよ!
コーヒー初心者のためのドリッパーの選び方。注意すべきたった一つのポイントとは
この図から、私の伝えたいことが伝わるでしょうか?
あ、ちょっとわかりにくいです? ごめんなさい、図を作るのがまだまだ下手くそで……(汗)
……げふん。世の中には、たくさんのドリッパーがあります。
有名なものから、小さな会社が一生懸命作った、まだメジャーにはなっていないものまで。
ここ数年で、変わったドリッパーも見かけるようになってきたよね。
数年前までは代表的な数種類のドリッパーの中から選ぶしかなかったですが、今では選択肢は無数にあります。
だからこそ、選ぶ基準は「愛」です。
愛??????
はい、愛です。
つまりですね、色んなドリッパーを見てみて、一番気に入ったものをまずは買ってみるのが正解なんじゃないかな、ということなんです。
でも、ドリッパーによって性能とか違うんでしょ? 味を左右するものだし、慎重に決めた方がいいんじゃないの?
心配する気持ちもわかりますが、大丈夫です。どうぞ安心してください。
代表的なドリッパーであれば、基本的な淹れ方を守れば、どれも満足できるおいしさになります。
ドリッパーごとに個性がありますが、淹れ方を変えれば味も変わるもの。
- お湯の温度
- コーヒーの焙煎度
- コーヒー粉の細かさ
- コーヒーの濃度(粉とお湯の比率)
コーヒーの味を左右する「変数」はたくさんあって、だからこそコーヒーを愛して3年経つ私は「たかがドリッパー。どれを選んだっていいんだよ」と思います。
けれど、されどドリッパー。「どうだっていい」じゃなくて「どれだっていい」なんです。
ドリッパーの
- デザイン
- 価格
- 作り手の信念、理念に共感するか
- 自宅のインテリアに馴染むか
- 持ってみてしっくりくるか
- ピンと惹かれるものがあるか
などが選ぶ際のポイントになるかと思います。
要はやはり、「自分が気に入るか」「そのドリッパーを心から愛せるか」なんですね。
まぁ、インターネットで購入するなら、見た目で選んじゃっても大丈夫だよ。
実店舗で実物を見たり触ったり、お店の人に使用感を聞けるならそれに越したことはありませんけどね。
コーヒーは嗜好品です。
だからこそ、コーヒー道具は自分が愛したものを使うことが、何より大切なのではないかと私は思うのです。
お気に入りの道具でコーヒーを淹れる時間は、毎日の小さな幸せを増やしてくれます。
コーヒーブロガーMAYAが使っているドリッパーを紹介
とはいえ、
「実際どのドリッパーを選べばいいの?」
「どうやって選べばいいの?」
という不安はまだ拭い去れないでしょう。
ここで参考までに、私MAYAが使っているドリッパーを購入順にご紹介したいと思います。
コーヒードリッパー①カリタ ウェーブドリッパー
カリタのウェーブドリッパーは、私が最初に購入したドリッパーです。
正円のドリッパーで、底が平らになっています。
他のドリッパーには見られる「リブ」という溝もなく、一見シンプルすぎる印象にも、無駄がなく洗練された印象にも見えるこちらのドリッパー。
ウェーブフィルターという専用のフィルターを使ってコーヒーを淹れます。
波打ったフィルターがリブの代わりを務めます。
形が正円なので、ドリップ初心者が中心を狙って円を描くように淹れやすいというメリットがあります。
私も、コーヒーの先輩(実弟)から「ウェーブドリッパーは初心者が淹れやすい形状だと思うよ」と言われて購入しました。
箱からフィルターを取り出すときに形が崩れてしまったりしてやや扱いにくいですが、安定した味のコーヒーを淹れやすいドリッパーだと思います。
浅煎りから深煎りまで、どんなコーヒーを淹れるときも文句も言わず、おいしいコーヒーを抽出してくれたドリッパーでした。
このような安価な定番形状の他に、銅タイプのもの、新潟県の燕三条とコラボしたちょっとかっこいいものなど、見た目部分でこだわることもできます。
店舗によっては、限定カラーのおしゃれなものを出しているタイミングもあるので、もし出会えたらラッキーですね。
お友達のちゃんななさん(Instagramアカウントはこちら)が実店舗限定のとてもお洒落なウェーブドリッパーを使っていて、Instagramにも時々登場します。
見ているだけで「はぁぁ、美しい……」と溜め息が出る美人さんなドリッパーなので、もしお写真の雰囲気が気に入ったらフォローしてみてください。
おいしそうなお菓子とおしゃれなコーヒータイムの写真にすごく癒やされるよ。
コーヒードリッパー②ORIGAMIドリッパー Sサイズ/Mサイズ
ORIGAMIドリッパーは、私が2番目に購入したドリッパーです。
こちらの記事で、ORIGAMI単独の紹介もしています。
コーヒーのドリップ世界大会でチャンピオンになった方が使用したドリッパーとして、一躍有名になったのがこのORIGAMIドリッパーです。
どちらかといえば浅煎り~中煎り向きかな? と思うのですが、本格的なスペシャルティコーヒーを淹れるのに、「世界チャンピオンが使用したドリッパーを使う」というだけでテンションが上がるので、やっぱりどんなコーヒーにもおすすめです。
- 円錐フィルター・ウェーブフィルターの2種類が使えるので、ひとつのドリッパーで実質二役できてしまう
- カラー展開も豊富で、ワンランク上の自分らしいコーヒータイムを過ごせる
陶磁器製で、万が一落としてしまったりすると割れてしまうのがデメリットなのですが(たまに割れてしまったORIGAMIの写真をツイッターにアップしている方がいます……)、丁寧に扱っている分には、そう簡単には割れません。
我が家では元気に大活躍してくれています。
最近、樹脂製のORIGAMIドリッパー(ORIGAMI AIR)も発売されました。
- 割れてしまうのが不安
- 軽い方が使いやすい
- 透明感ある見た目が気に入った
などなど、樹脂製の方がいいなという方は、こちらを選んでみても良いと思います。
今までは楽天や製造元のk-aiさんのサイトでしか購入しにくかったのですが、最近amazonでも色数は限られますが、取り扱うようになったみたいです。
ぜひ、気に入るカラーがあるか一度ご覧になってみてください
コーヒードリッパー③ハリオ V60円錐ドリッパー
このドリッパーは、最近購入したものです。
定番中の定番ドリッパーなのですけれどね。こだわらずにプラ製のものを買っておけば安価だし。
- 有名
- 安価(300円せずに買えることも!)
- V60を使用しているお店も多い
これらの理由から、最初のドリッパーとして選ばれることが多いです。
定番すぎる定番ドリッパーなので、さまざまなバリスタさんがV60用のおいしいレシピを公開してくださっていたりもします。
淹れ方を学びやすいという意味でも、初心者が手を出しやすいドリッパーですね。
なんだかおいしく淹れられないな? と思ったら、とりあえずググればプロが教えてくれるんだもんね!
円錐型ドリッパー全てに言えることですが、コーヒー粉をドリッパーに入れるとコーヒーの層が厚くなるので、蒸らしのときにもこもこと膨らんでくるのが可愛いです。
なので、私は深煎りのコーヒーを淹れるときに、V60を使うことが多いです。
クリアカラーのドリッパーを今まで持っていなかったので、ドリップの際にコーヒー色が透けるのが愛おしくてたまりません。
もっと早く買えば良かったなぁと思っているドリッパーです。
代表的なコーヒードリッパーを紹介【形状別】
さて、ここまではMAYAが実際に使っているコーヒードリッパーをご紹介してきましたが、これら以外にも優秀なドリッパーはたくさんあります。
ドリッパーの形状別に、代表的なドリッパーをいくつかご紹介していきたいと思います。
- 見た目で気に入ったもの
- 価格が予算に合ったもの
- 他のコーヒーツールとメーカーを合わせたい
- 憧れのバリスタさんが使っている
どんな理由でも、あなたが気に入ったドリッパーが正解です。
お気に入りのドリッパーが見つかることを願っています。
円錐型コーヒードリッパー
まずは最も定番な形状(だと思う)円錐型のコーヒードリッパーをご紹介します。
私も円錐型ドリッパーは2種類持っていますが、
- 淹れ方が簡単で初心者でもおいしく淹れやすい
- 見た目も美しい
- フィルターの種類が豊富
という理由で、円錐型のドリッパーはいくつあってもうれしいなと思います(欲)
①KONO コーノ 名門ドリッパー
まずご紹介するのは、円錐型ドリッパーの元祖とも言われるコーノの名門ドリッパーです。
ハリオのV60のリブがドリッパー上部にまであるのと違い、コーノの名門ドリッパーでは下部に真っ直ぐに伸びたリブがあるだけです。
これにより、ドリッパー上部にはペーパーが張り付き、ドリッパーとペーパーとの隙間からお湯が落ちてしまうことを防ぐそうです。
(ドリッパー上部からお湯が落ちてしまうと、コーヒー粉の層を通過せずに落ちることになるので、コーヒーが薄くなるのだとか。V60を使っていてもあまり気にならない部分でしたが、理屈を調べてみると「なるほど」と思いました)
コーノの名門ドリッパーといえば、「点滴ドリップ」をしてみたくなりますね。
点滴ドリップとはその名の通り、ドリップするお湯を点滴のように「ぽつ、ぽつ、ぽつ」とゆ~っくりと注ぐドリップ方式です。
サードウェーブのコーヒーではあまり淹れない淹れ方かなと思うのですが、点滴ドリップに憧れがある方も多いはず!
かくいう私も点滴ドリップをしてみたくて、細く注ぎやすいドリップポットを購入してしまいました。
②三洋産業 CAFEC フラワードリッパー
こちらのドリッパーは、ワールドブリュワーズカップ(コーヒーの抽出技術を競う世界大会)で準優勝した日本人バリスタ・畠山大輝さんが大会で使用したドリッパーです。
CAFECといえば、コーヒーマニアにはファンの多い「アバカフィルター」というペーパーフィルターを作っている会社として有名ですが、フィルターだけでなく、優秀なドリッパーも作っています。
フラワードリッパーという可愛らしい名前と形状に、私も「次に買うドリッパーはフラワードリッパーがいいな」と思っています。
リブが花びらのような形状をしていて、底の穴もまるでお花の形。
色展開もピンクやブルーがあり、乙女心がくすぐられます。
クリアカラーの樹脂製バージョンもあるよ。
カラフルなのは有田焼のバージョンですね。
全体的な形状も使いやすそうで、
- 持ち手が持ちやすそう
- サーバーの上で安定しそう
- おいしいコーヒーを淹れられそう
と見た感じの印象がとても良いです。
何より、畠山さんが使用しているドリッパーということで、安心感が半端ないです。
絶対おいしいコーヒーを淹れられるのだろうな、と期待が高まりますね。
③Brewista Tornado Duo Double Wall Glass Dripper(ブリューイスタ トルネード デュオ ダブルウォール グラスドリッパー)
名前なっが!!(笑)
私が愛用しているドリップスケールのメーカーから、2021年11月に新発売されたドリッパーです。
同時にコーヒーサーバーも発売されていて、合わせて使うととても格好いいです。
(コーヒーサーバーは入荷をしても即完売という人気ぶりのようなので、見つけられたら運がいいと思って即購入することをおすすめします)
Brewista Glass server 400ml Clear
定価:4,400円
昨今の世界情勢のため、ガラス製品の製造が追いついていないようです。
画像ではわかりにくいですが、サーバーのフチに金色の線が入っていて、ドリッパーと合わせるととても美しく目を楽しませてくれます。
ドリッパーはリブが渦巻き状になっているから「トルネード」という名前なのだそう。
この渦状のリブのお陰でお湯落ちがスムーズということらしいのですが、ハリオV60と比較していたCAFICTさんの記事(⇒いい感じ。Brewistaから新たに登場のダブルウォール グラスドリッパーとサーバー。)ではお湯落ちの違いはあまり感じられなかったそうです。
私がこのドリッパーをおすすめする理由はただ一つ。
見た目です。
見た目かいっ!
ダブルウォールグラスに、ゴールドの帯とBrewistaの新ロゴですよ!?!?
めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。
その分お値段は張るのですけれど、これがおうちにある人は絶対おしゃれなんだろうなと思います。
……それってMAYAさんには似合わないってことじゃ……。
こらっ。そういうことは言わないであげなさい。
台形型コーヒードリッパー
我が家にある台形型コーヒードリッパーはカリタのものですが、他の有名なコーヒー器具メーカーからも、台形型ドリッパーが出ています。
それがメリタのドリッパーです。
メリタの台形ドリッパーは2種類あって、実は底の穴の位置が違います。
従来のメリタの台形ドリッパーは真底にひとつ穴が開いているのですが、「アロマフィルター」タイプですと、底よりも少し上の横の部分に抽出穴が開いています。
穴の位置がずれてるの? どうして?
底の部分に空間が出来ることでコーヒーが滞留し、やや浸漬式のような抽出方法になります。
(※浸漬式:コーヒーを浸して抽出する方法。水出しコーヒーなど。普通のドリップコーヒーは「透過式」と言う)
これがコーヒーの香りをより引き立てるということで、「アロマフィルター」と名付けられているのだそうですよ。
台形ドリッパーといえば、私の中ではカリタとメリタです。
(ちなみにカリタが日本の会社、メリタがドイツの会社で、名前は似ているけれど接点はありません)
それぞれ落ち方に多少の差があり、味わいの差もあるかと思いますけれど、「台形ドリッパーの形がたまらないんだ」という方にはどれを選んでいただいても大丈夫だと思います。
ただ、初心者向けかというと、私はう~んと首を捻ってしまいます。
台形だと、やっぱりうまく注ぎにくいような気もしてしまって……。
少しでも参考になればうれしいです。
金属フィルターのコーヒードリッパー
最近のコーヒードリッパーを紹介するなら、これは外せないというのがcoresのゴールドフィルターです。
こちらはゴールドのメッキが施された金属フィルターのドリッパーで、ペーパーフィルターが不要です。
ペーパーフィルターを使わないコーヒードリッパーなんてのがあるの?
そうなんですよ。最近はサステナビリティの観点からも、ペーパーフィルターを使わないドリッパーの開発も盛んです。
コーヒーを金属フィルターで抽出する、というと、フレンチプレスを思い起こしますね。
coresのゴールドフィルターも、フレンチプレスのようにコーヒーのオイルを通しコクのある味わいが楽しめる一方で、微粉がフィルターを通過してしまい、飲み終わりの最後の方が粉っぽくなってしまうデメリットもあります。
- コーヒーのオイルまで楽しめてコクのある味わいになる
- 微粉が通過し、粉っぽさが感じられる
(なので、ペーパーフィルターでドリップするよりも粗い挽き目のコーヒー粉が推奨されています)
coresのゴールドフィルターは目詰まりしにくいように作られているとのことですので、一度買えば長く使えると思います。
ゴールドのメッキが高級感を醸し出していて、おしゃれなコーヒータイムを楽しめそうですね。
cores社の製品はスペシャルティコーヒーの魅力を引き出すために注力されていて、マグカップやコーヒーミルなんかも私はおすすめしています。
ぜひ一度、ホームページもご覧になっていただきたいです。素敵なコーヒー器具に出会えます。
ちょっと変わった個性派コーヒードリッパー
これら以外にも、個性的な形状・特徴を持ったドリッパーがあります。
紹介しきれないくらいなのですが、ここではMAYAが気になっている2種類のドリッパーをご紹介したいと思います。
①COFIL fuji セラミックフィルター コフィル富士
どうでしょう! 可愛らしいドリッパーだと思いませんか?
富士山をかたどったドリッパーで、しかも色展開が豊富。
- 青富士
- 赤富士
- 青緑富士
- 黄緑富士
- 深緑富士
- 紫富士
- 黄富士
- 桜富士(ピンク)
- 火山富士(灰色)
- 橙富士
が現在はあるようです。(Amazon調べ)
このドリッパーのすごいところは
- 波佐見焼の職人が作ったセラミックフィルター
- ペーパーフィルター不要で環境に優しい
- 洗いやすいため、目詰まりもしにくい
という特徴があります。
先ほどご紹介したcoresのゴールドフィルターと違い、抽出穴が目に見えない大きさ(髪の毛ほどの小さな穴が無数に空いているそうです)なので、目詰まりが心配になるのですが、説明を見る限りだと洗いやすいので大丈夫そうです。
こちらも。ペーパーフィルターを使わなくて良いところが環境に優しくて、SDGsに関心がある人にとっては特に魅力的なドリッパーだと思います。
使用の様子を、コーヒーYouTuberのカズマックスさんが動画で紹介されていました。
動画で見ると、やはり可愛いですね。
私は桜富士(ピンク)が気になります。
②下村企販 珈琲考具 ドリッパー
最後にご紹介するのは、コーヒーラバーなら一度はついついチェックしてしまう、珈琲考具さんのドリッパーです。
なんとこのドリッパー、ステンレスワイヤーのみで作られています。
普通のドリッパーであればリブから湯やガスが抜けていきますが、こちらは横からコーヒーのガスが抜け放題。
なのに不思議と、抽出しているコーヒーは下の穴から落ちていきます。
どうして横からコーヒーが溢れないんだろうね?
不思議ですね。
このドリッパー、形は見るからに円錐ですが、横がスカスカしているので台形フィルターも使えます。
そしてさらに、珈琲考具さんで出しているリネンフィルターもセットすることができます。
組み合わせ次第で、色々な味が楽しめそうですね。
こういった金属製品は中国製が多いんじゃないの? と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、珈琲考具さんのステンレス製品は、新潟県の燕三条の職人さんが、手作業で作っています。
だから細部までていねいに作られているんだね。
ステンレスの継ぎ目も、手で触っても怪我をしないツルツル具合ですよ。
珈琲考具さんの製品はこのブログ内で過去にも何回かご紹介してきましたが、もしドリッパーと合わせてサーバーの購入も検討されているのでしたら、「割れにくいサーバー」がとてもおすすめです。
ガラスのような透明感がありますが、実は樹脂製。
コーヒーサーバーはしばしば割ってしまう悲劇に見舞われるコーヒーラバーが後を絶たないので、割れにくいサーバーを始めから選んでおくと安心です。
私はさいわい、まだ割ったことはありませんけどね。
今のところ気をつけて使っているからね。
でも、うっかり落としてしまったりとか、他の食器とぶつかって……とか、あり得ますよね。
700mlまで50mlごとに目盛りがあるのもとても便利で、ドリップスケールまで用意しきれていない初心者時代には、コーヒーの抽出量を確認するのに重宝すると思います。
最大で約850mlまで入るので、家族みんなでコーヒーを楽しみたいときにも充分な大きさです。
(サイズ違いで400mlの小さいサーバーもあります)
私もサーバーを買い換えるときは、これを買おうと決めています。
まとめ:自分が気に入ったコーヒードリッパーを使うことが何よりも大切
ここまで、たくさんのコーヒードリッパー、そしてコーヒー器具を紹介してきました。
ウェーブドリッパー | ウェーブシリーズ銅製 | ORIGAMIドリッパー | ORIGAMI air | V60円錐ドリッパー | 名門ドリッパー | CAFEC フラワードリッパー | Brewista Tornado Duo Double Wall Glass Dripper | メリタ コーヒードリッパー | メリタ アロマフィルター | ゴールドフィルター | COFIL fuji セラミックフィルター | 珈琲考具 ドリッパー | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | カリタ | カリタ | k-ai | k-ai | ハリオ | コーノ | 三洋産業 | Brewista | メリタ | メリタ | cores | ethical house | 下村企販 |
サイズ | 1~2人用 2~4人用 | 1~2人用 2~4人用 | 1~2人用(Sサイズ) 2~4人用(Mサイズ) | 1~2人用(Sサイズ) | 1~2杯用 1~4杯用 1~6杯用 | 2人用 4人用 | 1杯用 2~4杯用 | 1~2杯用 | 1~2杯用 2~4杯用 4~8杯用 | 1~2杯用 2~4杯用 4~8杯用 | 2~4杯用 2~8杯用 | 1~4杯用 | 1人用 2~4人用 |
フィルター | ウェーブフィルター | ウェーブフィルター | 円錐フィルター ウェーブフィルター | 円錐フィルター ウェーブフィルター | 円錐フィルター | 円錐フィルター | 円錐フィルター | 円錐フィルター | 台形フィルター | 台形フィルター | フィルター不要 | フィルター不要 | 円錐フィルター 台形フィルター |
デザイン | ウェーブ型 | ウェーブ型 | 円錐型 | 円錐型 | 円錐型 | 円錐型 | 円錐型 | 円錐型 | 台形型 | 台形型 | 円錐型 | 円錐型 (※底面が平ら) | 円錐型 |
価格 | 約4,000円 | 約8,000円 | 約2,500円 | 約1,300円 | 約300円 | 約1,500円 | 約2,000円 | 約7,000円 | 約500円 | 約500円 | 約3,000円 | 約5,000円 | 約2,000円 |
購入 |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
それぞれ見た目にも特徴にも価格にも差があり、選ぶのが大変だ、と頭を抱えてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
調べれば調べるほど、難しい言葉が出てきてわからなくなってしまうのがコーヒー沼ですよね。
だからこそ私は、「自分が気に入った器具を使うことが何よりも大切ですよ」と声を大にして言いたいです。
- 形が気に入った
- お値段がちょうどいい
- 色がインテリアに合う
- なんとなく直感でビビッときた!
どんな理由だっていいんです。
どのドリッパーが一番おいしく淹れられますよ、なんて世界中の誰も断言することはできません。
(ドリッパーのメーカーさんは、自社の製品が一番だ、と言うかもしれませんが)
当たり前のことを言うようですが、コーヒーは嗜好品です。
自分のおうちで使う器具も、自分が一番気に入ったもので淹れるのが一番おいしくて幸せなんじゃないかな、と私は思います。
ドリッパーは、ついつい集めたくなってしまう器具のナンバーワンなので、なおさら悩まなくてもどうせ増えちゃうしね、なんて悪魔の笑みも浮かんでしまったり。
まずは気になったものを調べてみてください。
そして気に入ったら購入して、使ってみてください。
どんなドリッパーも慣れるまではうまくコーヒーを淹れるのが難しいかもしれませんが、気が付いたら楽しくておいしいコーヒータイムが過ごせるようになっているはずですよ。
コーヒードリッパー選びでわからないことがあったら、気軽にコメントしてね。
ツイッターのリプライなども大歓迎ですよ。
では、あなたのコーヒータイムが素敵なものになることを願っています。
コメント
コメント一覧 (2件)
MAYAさん、こんばんは!
私はバリスタになった頃から働いてるお店がなぜかハリオばかりだったので、自宅でもハリオメインで使ってます。でも見た目も大事ですよね〜。
最近はコフィルfujiがお気に入りです。ペーパーフィルターと金属フィルターのちょうど真ん中って感じの味わいでとても美味しく淹れられます。
以前はコレスもよく使ってましたが、最近は楽したい時はハリオ、コーヒーの味をより楽しみたい時はコフィルfujiを使ってます^^
Tomoさん、お返事が遅くなってしまいすみません。コメントありがとうございます!
おおお、ハリオに愛を捧げているお店なのですね!
ハリオV60、買ってみたら見た目もキラキラしているし淹れやすいしでなんでもっと早く買わなかったんだろうって後悔しました。
なんとなくで買ってもいいし、見た目で選んでもいいし、「気楽に選んでいいんだよ」っていうメッセージがコーヒー初心者さんに伝わったらいいなぁと思います。
コフィルfujiめちゃくちゃ可愛いですよね!
味わいはペーパーフィルターと金属フィルターの真ん中くらいなのですか!
金属フィルターに近いのかな? と思っていたので、イメージに修正がかけられました!
楽したい時はハリオ、わかりますw
ペーパーフィルターの方が捨てて洗うの楽ですよね。
コフィルfujiは粉を捨てるのがくっついて大変そう! って思いますが、コーヒーオイルが抽出されたまろやかになりそうだなーって思いました。
もしかしたらネルにも近いのかもしれないですね。
ますますコフィルちゃんが気になってきました!
ドリッパーはやっぱり沼ですね。