おうちでおいしいコーヒーを淹れるために欠かせないのが、コーヒーミル・グラインダーですね。
この記事では、初めてコーヒーミルを買う方、そろそろミルを買い替えようかなと思っている方のために
- おいしいコーヒーを淹れる上で、なぜコーヒーミルが重要なのか
- コーヒーミルを選ぶときの7つのチェックポイント
- コーヒー好きが実際に使っているコーヒーミル7選
- コーヒー好きに訊いた、初心者におすすめのコーヒーミル6選
についてご紹介します。
この記事を読めば、失敗しないコーヒーミルの選び方がわかるよ。
おうちコーヒーを楽しむ人、必見ですね。
今日の記事はすっっっごく詳しく書いたので、じっくり読むと30分くらいかかってしまうと思います。
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コーヒーミルに関する基礎知識から知りたい方はこのままスクロール↓↓
おすすめミルをサクッと知りたい方はみんなが実際に使っているコーヒーミルからご覧ください。
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※コーヒーミルのことを「グラインダー」とも言います。この記事では検索しやすいように併記していますが、お好きな呼び方で呼んで大丈夫ですよ。
安いコーヒーミルだとコーヒーがまずくなる? コーヒーミル・グラインダーをきちんと選ぶことの大切さ
実はコーヒーミルは、コーヒーのおいしさを大きく左右するのです。
コーヒーミル次第でコーヒーのおいしさを最大限に引き出すこともできれば、いやーな風味を付け加えてしまうことだってあるのです。
これはバリスタや焙煎士のようなコーヒーのプロの間では常識のようになっているのですが、コーヒーを始めたばかりだと、そんなことまでわからないですよね。
うんうん、ドリップの技術や、どのドリッパーを使うかで味が変わるんだと思っていたよ。
もちろん、ドリップの技術によってもおいしさが変化しますし、ドリッパーの違いによって味わいに変化が出ることもあります。
けれどそれよりも、よくないコーヒーミルを使ったときの味への悪影響の方が、とても大きいのです。
今まであなたがどれだけ頑張って淹れても、どうにもイマイチだなぁ……と感じていたのなら、それはもしかしたらコーヒーミルが原因かもしれないのです。
それではここから、よくないコーヒーミルを使うとどんな悪影響があるのか、ご説明しましょう。
プロの焙煎士に聞く! 悪いコーヒーミル・グラインダーを選んでしまったときの味への悪影響
コーヒーミルの性能は基本的には値段に比例しますが、中には余計な機能がついてしまって、重要な刃の部分の質が悪いものもあります。
安すぎるコーヒーミルや、性能の低いコーヒーミルを使うと、コーヒーの味にはどんな影響があるのでしょうか?
今日は、こちらの記事で紹介しているコーヒーショップNao or Neverの焙煎士、Naoさんに解説していただきました。Naoさん、ありがとうございます!
よくないコーヒーミルを使って挽いたコーヒーを淹れると、
- 細かい粉から出てくる濃くて苦いコーヒー
- 中くらいの粒から出てくるおいしいコーヒー
- 大きい粒から出てくる薄くてイガイガするコーヒー
これらが混ざります。
一方で、いいコーヒーミルは中くらいの粒が大きくなり、おいしいコーヒーになりやすくなります。
ということだそうです!
なるほど、たまにイガイガするコーヒーになっちゃうなと思ってたんだけど、それは大きい粒が混じっちゃってたからなんだね。
「なんだか濃いかもな」というとき、お湯の量が少なすぎたのか、それとも挽いた粒が細かすぎたのか、判断が難しいですよね。
「イガイガする」というのも、どんな味なのかわかるようになるには、時間がかかります。
私も、「よくわからないなぁ」と思いながらコーヒーを飲んで、本を読んだりみなさんのお話を聞いたりしているうちに、「あ! この味のことを言っていたのか!」と突然ひらめくことが多々あります。
なので、最初のうちは、わからなくても大丈夫です。
飲み続けているうちにわかるようになりますよ。
また、「この味はイガイガ」「この味は柑橘系の酸味」なんて味の分析ができなくても、「このコーヒーがおいしい!」というのは飲んだらわかると思います。
私もよくわからないまま「おいしい! コーヒーって楽しい!」と夢中になっていきました。
まずは難しいことを考えずに、おいしいコーヒーを楽しんでほしいなと思います。
コーヒーは嗜好品ですから、プロを目指すのでなければ、おいしく楽しむのが一番だと思っています。
安くて悪いコーヒーミルを買うくらいなら、コーヒーミルは買わない方がいい?
悪いコーヒーミルを使うと、コーヒーがまずくなる(かもしれない)。
ということは、悪いコーヒーミルを買うくらいだったら、いっそ買わない方がいいのでしょうか?
最近は100均でもコーヒーミルが買えるっていうもんね。そういうのはよくないのかな?
私自身は、気に入って使っている人を否定するつもりはありません。
少ないバイト代をやりくりして、手に届く範囲のコーヒー器具を少しずつ買い集めている人もいるでしょう。
いきなり高いコーヒー器具を買え、と言われても、ちょっとなぁ……と思う気持ちはよくわかります。
(私もお給料がたくさんある方ではないので、気になるコーヒー器具があってもなかなか手が出せません)
私自身も、コーヒーを始めたばかりの頃は一気に器具を揃えることができなくて、自宅にあった古いプロペラ式のコーヒーミルを使っていました。
なので、家にあるものや手の届く範囲の道具でやりくりすることの、メリット・デメリットがわかります。
- コーヒーを豆のまま買うことができるので、長持ちするし、新鮮なコーヒーを飲むことができる
- 遠方のオンラインショップでも、配達にかかる日数を気にせず購入することができる
- 自分で選んだコーヒーミルで豆を挽くのが楽しい
- 挽いたコーヒーの粒度が揃わず、おいしくない風味が出てしまう
- お店で挽いてもらったコーヒー豆を使うので、粉の粒が揃っていて、おいしいコーヒーを飲むことができる
- 挽いた豆は一週間程度までしかおいしく飲めないので、急いで飲まなければならないし、こまめに買いにいかなければならなくて大変
- 遠方のオンラインショップからコーヒーを挽いた状態で買うと、自宅に届くまでの間に3日ほどかかってしまって、おいしく飲める期間がとても短くなってしまう
一週間程度で飲みきれる量をこまめに買いにいけるのであれば、いっそコーヒーミルはなくても大丈夫だと思います。
でも、買った豆を時間をかけて飲みたかったり、遠方からオンラインショップで購入したかったりする場合は、安くてもコーヒーミルがあると便利かなと思います。
酸化したコーヒーは、おいしくない上に胃もたれしやすかったりしますからね。
自分のコーヒースタイルに合わせて選ぶとよさそうだね。
(「今はコーヒーミルを買うのはやーめた」とここで引き返そうとしているそこのあなた。またいつかコーヒーミルを買うときに、このブログに遊びにきてもらえたらうれしいです)
初心者におすすめなコーヒーミル・グラインダーの選び方【7つのチェックポイント】
いいコーヒーミルに買い換えたいんだけど、選び方がわからないや。
そんなあなたのために、もしも今私がコーヒーミルを選ぶなら、こんなポイントをチェックする、というリストをご用意しました。
この7つのポイントを押さえておけば、コーヒーミル選びに大きく失敗することはないでしょう。
- これぞコーヒーミルの命。刃の材質・品質
- おいしいコーヒーを淹れるための粒度の揃い方・微粉の少なさ(粒度:挽いた粉の粒の大きさのこと)
- イライラしたくないので、静電気は起きにくい方がいい
- コーヒーは1gの誤差で味が変わる。刃と排出口が垂直な「直下式」か
- 淹れたいコーヒーに対応してる? 挽ける粒度の範囲(エスプレッソ用、ドリップ用、フレンチプレス用)
- コーヒーミルは部屋に置くもの。デザインも気に入ったものを
- そしてもちろんこれも重要。お値段は予算内か
刃の材質? 粒度? 直下式??
混乱していますね。これだけだとわかりにくい部分もありますから、もう少し詳しく見ていきましょう。
セラミック刃or金属刃。質の良いコーヒーミル・グラインダーの材質とは?
コーヒーミルには、いろいろなタイプの刃があります。
材質では、安価なセラミック刃か、もう少しお値段の張る金属刃があります。
金属刃は、加工の精度によっては最高級ミルにも使われます。
私のおすすめは断然「金属刃」です。
- 安価なので、予算があまり取れない人でも買いやすいコーヒーミルが多い
- 水洗いができるので、気になる人には向いている
- 切れ味が鋭くないので、コーヒーの味があまりよくない
- 手動ミルの場合、挽くのに力が必要。特に浅煎りは豆が硬いので、挽くのが大変
- 刃がダメになりやすい。長持ちしない
「コーヒーミルの刃は定期的に水洗いをしたい」という人も中にはいますが、そこまで気にする必要はなく、清掃はブラシで粉を落とすだけで充分です。
刃の形状に合わせて、絵筆のようなブラシやはけタイプのブラシ、歯ブラシなどをいくつか併用すると、清掃しやすいです。
コーヒーミル用のブラシも市販されていますが、安価な絵筆で充分だと思っています。
水洗いが不要なら、セラミック刃のメリットはお値段だけかな。
予算が許すのであれば、金属刃のコーヒーミルを選ぶのがいいでしょう。コーヒーの味が変わります。
微粉が出にくい、粒度が揃ったコーヒーミル・グラインダーを選ぶコツ
ここで軽く復習しましょう。
よくないコーヒーミルを使って挽いたコーヒーを淹れると、
- 細かい粉から出てくる濃くて苦いコーヒー
- 中くらいの粒から出てくるおいしいコーヒー
- 大きい粒から出てくる薄くてイガイガするコーヒー
これらが混ざります。
一方で、いいコーヒーミルは中くらいの粒が大きくなり、おいしいコーヒーになりやすくなります。
つまり、おいしいコーヒーを淹れるために選ぶべきコーヒーミルは、中くらいの粒がきれいに揃って挽けるコーヒーミルだということです。
それって実際に挽いてみないとわからないんじゃないの?
究極的にはそうですが、Amazonなどでレビューを見るのも参考になりますし、それも面倒だったら、基本的に性能は値段に比例するので予算の範囲内で良さそうなものを選んでもいいです。
ただし、基本的には性能は値段に比例するものの、いらない機能がついていて肝心の刃にはお金がかけられていないコスパの悪いコーヒーミルもあります。
(私も知らずにコスパの悪いコーヒーミルを購入してしまいました)
- 挽いた粉の重さがはかれるスケール機能
- 秒数を設定してその間だけ豆を挽くことができるタイマー機能
- 豆がなくなったら自動で止まる、自動ストップ機能
実際にコーヒーミルを使ってみると、これらの機能は不要でした。
コーヒー豆は冷凍庫に保管していることもありますし、冷凍していなくても、空気に触れさせないために買ったときの袋に入れたまま保管することも多いです。
つまり、コーヒー豆は挽く直前に必要な量だけをスケール(はかり)ではかって使うんだね。
そう、最初から必要量のみをコーヒーミルに入れるので、スケール機能は不要なのです。
それから、電動コーヒーミルなら、1杯分の豆を挽くのにかかる時間は体感で10秒くらいです。
たっぷり40gの豆を挽くときでも、30秒もかかっていないかな? と思います。
つまり、コーヒー豆を挽いている間に他の作業ができるほど長い時間はかからないので、タイマーや自動ストップ機能もいらなかったです。
コーヒーミルを選ぶときは、余計な機能のついていないシンプルなものの方がコスパがいい。
電動コーヒーミルには「コニカル刃」や「フラットカッター」など刃の形状がいくつかありますが、「○○刃タイプじゃないとダメ」というようなことはないと個人的には考えています。
お店で一気に大量に挽くのであれば考慮すべきこともあると思いますが、よく聞くことの多い「○○刃タイプだとコーヒー豆に熱が入り、味が変わってしまう」というのは、家庭で挽くくらいの量であれば気にする必要はないので安心してください。
刃のタイプにこだわるあまり、気に入ったデザインのコーヒーミルを諦めることになったり、予算に収まらなかったりする方が悲しいかなと思います。
(⇒コーヒーミルの比較について、参考になる珈琲きゃろっとさんのページ)
ただし、プロペラ式のコーヒーミルはおすすめしません。
どうして?
プロペラ式では、コーヒー豆を均一に挽くことができず、細かい粉も大きい粒も、バラバラに混じってしまいます。
せっかくコーヒーを始めるのであれば、据え置き型のコーヒーミルを買うことをおすすめします。
ちなみに、私は電動コーヒーミルが楽で好きですが、同じ値段で刃の品質が高いのは、断然手動ミルです。
世界最高峰といわれる手動ミル「コマンダンテ」は、業務用の50万円もする高級コーヒーミルと比べても劣らない刃の性能でありながら、価格はおよそ10分の1です。
コーヒーミルの命である刃は特許が取られていて、微粉(コーヒーがおいしくなくなる原因のひとつ)の発生を抑えてくれます。
(参考:アカツキヤ珈琲器具批評さんのコマンダンテレビューページ)
刃に使われている鋼の強度も高いので、コマンダンテを持っている知人からは「一生もののコーヒーミルだよ」と聞いています。
コマンダンテをはじめとする手動ミルも、後半のおすすめコーヒーミルのコーナーで紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
同じ性能の電動コーヒーミルだと10倍の値段がするって、モーターとかの部品にすごくお金がかかるってことなんだねぇ。
「余分な機能」がつくと割高になるという話をしましたが、「挽くこと」だけに注力した究極のシンプルコーヒーミルとは、手動ミルなのかもしれませんね。
コーヒーミル・グラインダーの落とし穴。コーヒー豆のグラムをはかって挽いても、挽き上がりの量が違う!?
コーヒーの抽出レシピは様々ありますが、コーヒー豆(粉)の重さに対して何倍のお湯を注ぐ、というのが基本の淹れ方になります。
つまり、粉の重さとお湯の重さの比率が崩れると、味が大きく変わってしまうのです。
私は最近、浅煎りならば粉の16倍のお湯で淹れるレシピがお気に入りなのですが、この場合、粉が1g変わるとお湯の量が16ccも変わってしまいます。
(例)粉の16倍の重さのお湯を注ぐレシピのとき
粉の量 | 14g | 15g |
お湯の量 | 224cc | 240cc |
「たった16cc」と思うかもしれませんが、一杯のコーヒーを淹れるときに16cc多くなってしまうと、濃度がかなり薄くなります。
豆をはかって挽いているんだから、そんなミスしないよぉ。
と思うでしょう? コーヒーミルの選び方によっては、「そんなミス」が起きる可能性があるのです。
下の写真をご覧ください。私が「買うの失敗したかも!」と薄々思っている愛用のコーヒーミルです。
お値段的にも見た目的にも気に入って買ったコーヒーミルなのですが、コーヒー豆を投入する部分と、挽き上がった豆が落ちてくる部分が一直線ではありません。
このようなタイプのコーヒーミルだと、粉が挽かれて落ちてくるまでの空間にかなりの量のコーヒー粉が残ってしまうのです。
豆の重さをスケールで丁寧にはかって挽いているのですが、挽き上がってみると1g近くも変わってしまうときがあります。
1g減っていることに気付かずにドリップしてしまえば、お湯の量が16cc多くなり、薄いコーヒーになってしまいます。
しかも、次に豆を挽くときに前回挽いた豆が中に残るので、違う種類の豆を挽いたときに、混ざって味が変わってしまうときもあります。
何かの拍子に中に残っていた粉も一緒に出てきて、投入した豆の量よりも出てきた粉の量が多くなってしまうときもあります。
コーヒーは週末に淹れるだけなど毎日コーヒーミルを使うわけではない場合、中に残った粉が酸化(古くなること)してしまい、混ざったときにまずくなる場合もあります。
- 粉の量が減って薄いコーヒーになる
- 残っていた粉も一緒に出てきてしまって粉が多くなり、濃いコーヒーになる
- 違う種類のコーヒーを挽くと混ざった味になる
- すぐに使わない場合、中で酸化した粉が混ざっておいしくないコーヒーになる
ちなみに、豆を挽く部分と粉が落ちてくる部分が垂直なものを「直下式」といいます。
コーヒーミルを選ぶときは、なるべく直下式のものを選ぶのが良いと思います。
エスプレッソ・ドリップ・フレンチプレスで適したコーヒーの粉の粗さは違う
コーヒーミルを選ぶときのチェックポイント、最後の補足がコーヒー粉の粗さについてです。
ここをチェックしておかないと、予算やデザイン、刃の性能などを見てコーヒーミルを買ったのに、淹れたいコーヒーが淹れられない! という悲劇が起こってしまうかもしれないのです。
コーヒーミルによって、挽ける粒度の範囲が違うのです。
コーヒーは淹れ方によって粒の細かさが違う
- エスプレッソを淹れるなら、極細挽き(サラサラのとても細かい粒)
- マキネッタで淹れるなら、細挽き(エスプレッソよりは粒が粗い)
- 普通にドリップコーヒーを淹れるなら、中細挽き~中挽き(好みやレシピによって幅があります)
- フレンチプレスで淹れるなら、中挽き~粗挽き(ザラメくらい)
ドリップ用の粉が挽けないコーヒーミルはないと思いますが、エスプレッソも淹れたかったのに、エスプレッソ用の挽き目がない! ということはよくあります。
コーヒーミルの目盛りは「エスプレッソ用」となっていても、実際に挽いてみるとエスプレッソに使うには粒が大きすぎたり、挽けるけれど詰まってしまう、なんてこともあります。
実際に使っている人のレビューを見てみるのが大事なんだね。
自分がどのコーヒーを淹れたいか考えてみて、製品サイトやレビューをチェックすることが大切です。
コーヒー好きが実際に使っている、おすすめコーヒーミル・グラインダー7選
それではいよいよ、おすすめのコーヒーミルを紹介していきましょう。
コーヒーミル・コーヒーミルは種類がたくさんあって、おすすめもサイトによってバラバラで、実際どれを選んだらいいのかわかりませんよね。
こんなツイートをしたところ、おうちでコーヒーを楽しんでいる方たちが実際に使っているコーヒーミルを聞くことができました。
教えてくれた方はどなたもコーヒーへの愛情はたっぷり、こだわりもたっぷりです。
- Nao or Neverの焙煎士Naoさん
- いぬっさん/プロキオンコーヒーさん
- くれないさん
- 札幌暮らしさん
- 山吹はるさくん
- ゆきcまさん
ご協力くださりありがとうございました。
それでは、まずはみんなが実際に使っているコーヒーミルを7機種ご紹介します。
これから紹介するのは
- メリタ コーヒーグラインダーVARIO-E
- カリタ NEXT G
- ハリオ スマートG
- 1Zpresso K-Pro(JPpro)
- 1Zpresso Zpro
- タイムモア 栗子 C2
- コマンダンテ Comandante C40 MK3
使用感やレビューも調べたので、ぜひコーヒーミル選びの参考にしてみてください。
コーヒー好きが実際に使っているおすすめ電動ミル・グラインダー3選
まずは、みんなが実際に使っている電動ミルからご紹介していきます。
電動ミルはカップ1杯分のコーヒーなら、10秒~20秒くらいで挽けるのがとても楽ですね。
特に、朝の忙しい時間には電動しか使えないなと思っています。
ここでは据え置き型の電動ミルが2種類と、電動としても手動としても使える少し変わったコーヒーミルを紹介します。
①メリタ コーヒーグラインダーVARIO-E(バリオイー)
電動ミルはけっこう皆さん使っている機種がバラけたのですけれど、VARIO-Eだけは二人のおうちバリスタさんが使っていました。
私の中ではそんなにメジャーなイメージはなかったのですけれど、もしかしたら人気機種なのかもしれないです。
一人は「エスプレッソ用の極細挽きとハンドドリップ用の挽き目をどちらも挽けるコーヒーミルで、かつそんなに高くないものという基準で選んだらVARIO-Eが最良だった」というようなコメントをしてくれました。
(ちなみに2021年現在、VARIO-Eは2万円強くらいのお値段です)
家庭用の手が届きやすい価格帯のものだと、エスプレッソ用の極細挽きができない電動ミルってかなり多いのですよね。
「極細挽きまで対応の目盛りはあるけれど、油脂の多い深煎りの極細挽きはサポートしていない」なんていう情報が問い合わせないとわからない機種もあったりで……。
エスプレッソもやりたい、という人は、実際にエスプレッソ用で使っている人がいる機種を選んでおかないとちょっと不安だね。
エスプレッソマシンもいつか買うかもしれない、という人は、電動ならVARIO-Eを買っておくのが安心だと思います。
Amazonのレビューでは、「VARIO-Eを買ったら自宅で淹れていたエスプレッソの味がとても良くなった」という声がある一方で、ネガティブなレビューも一部ありました。
VARIO-Eのネガティブなレビューは
- 電動ミルなので仕方ないが、やはり静電気が発生する
- 静電気によって粉が周囲に飛び散る他、受け缶のプラスチックにも細かい粉がくっついてしまう
- モーターの音がややうるさい
- 使い続けていると、中に粉が詰まってしまって挽けなくなった
- 故障時などのメーカーのサポートが良くない
というものでした。
中に粉が詰まってしまう問題は、特にエスプレッソ用の極細挽きで何年も挽き続けていると発生しそうな気がします。
分解清掃のついでに、軽くトントンと中の粉を落としてあげると防げるかもしれないなと思います。
私は別のコーヒーミルを使っていますが、ミル内に粉がけっこう残るので、斜めにして振ったり軽く叩いたりして、中の粉を落とすことはよくあります。
また、VARIO-Eは、アメリカのBaratzaというメーカーの製品をメリタが日本での販売許可を取ったものだそうです。
なので英語がわかる方はアメリカでのレビューも参考になるでしょうし、メンテナンスのコツも、きっとAmazonレビューよりもふんだんに知見が集まっているのではないかなぁと思います。
日本では販売されていない追加パーツなんかもあるみたいなので、そちらの知識がある方はカスタマイズも楽しめそうですね。
ちなみにVARIO-Eは型番違いがいくつか出ているようで、上に貼ったリンクはCG-124という型番のもので、Amazonでの取り扱い開始は2020年と最近のもののようです。
どうやら数年おきくらいにマイナーチェンジしているみたいだね。
参考になるレビューが多いのは初代のVARIO-Eのページ
②カリタ NEXT G(ネクストG)
続いて紹介する電動ミルは、カリタのネクストGです。
こちらはVARIO-Eよりも高く、2021年現在はおよそ55,000円前後で売られているものが多いです。
実際に使っているというフォロワーさんによると、昔はネクストGはもっと安くて、3.5万円くらいだったそうです。
昔と比べて割高になっていることが気になる人には、おすすめしにくい機種かもしれません。
電動ミル、「昔はもっと安かったのに」っていう話をよく聞くような気がするよ。
廃盤になってしまって値上がりするというのならわかりますけど、そうじゃなさそうなのが不思議ですよね。原材料の高騰などでしょうか?
(電動ミルの価格変化に詳しい読者さんがもしいらっしゃいましたら、コメントお待ちしています!)
ネクストGは、実はうちの弟も愛用していて、実際に動いているところを見たことがあります。
カリタ ネクストGを使った感想
- 静音性モーターを使っているため、音が小さく感じた
- 音が小さい分豆を挽くのは遅く感じた
- 分解清掃をするのにネジを回さなければならず、メンテナンスが面倒臭い
- 静電気に悩まされない唯一の電動ミルかもしれない
- 静電気にイライラしてしまう人はネクストGがおすすめ。マジで。
ネクストGの推しポイントは、
- カリタでコーヒーツールを揃えると満足感がある
- 静電気が発生しにくいので、コーヒーミル周りの清掃が不要で、ドリッパーに粉を移す際にもとてもスムーズ
という2点かなと思います。
恐らくカリタさんとしては静音性モーターも売りなのでしょうが、静音にも限度があるので寝ている家族がいると気になる程度の音は出てしまうと思います。
電動ミルの静電気問題はコーヒーラバーの誰もが悩まされる問題なので、それが解消されているというだけでネクストGは買いですが、
- 55,000円はやはり高すぎる
- 静電気除去や静音モーターに費用がかかっているため、肝心のミル刃の質は特別良いわけでもなさそう(よくよく調べてみると、どうやらセラミック刃のようでした)
- ドライバーでネジを開けないと分解清掃ができない
というのが気になります。
「みるっこや手動の方がキレイに挽ける」というフォロワーさんの声もありました。
ちなみに分解清掃についてはいちいちドライバーを出さなくても良いように改造したというAmazonレビューを見たことがありますが、知識がないとなかなか難しいと思うので、ハードルは高いです。
ネクストGの後継機、ネクストG2が発売されました。
定価はネクストG2の方が高いのですが、ネットショップでは少し安く売られていることもあるので、ネクストGのお値段次第ではこちらの方がお買い得になるかもしれません。
③ハリオ スマートG
ネクストGはカリタなのに、スマートGはハリオなの、紛らわしいですよね(今書こうとして間違えました)。
私はスマートGは、こちらのカズマックスさんのYoutubeで知りました。
価格は1万円くらい。
ミル刃もセラミックで、おいしいコーヒーを淹れるという観点からはおすすめしにくいのですが、初心者がコーヒーの楽しさを感じるのには適した機種なのではないかなと思っています。
というのもスマートGは、手動にも電動にもなるコーヒーミルなのです。
- 忙しい朝は電動でぱぱっと豆を挽く
- 時間のある休日は、手動で豆を挽く喜びを味わう
- たくさん挽いて疲れたらまた電動に戻る
こんな楽しみ方ができるのです。
コーヒー好きな方を見ていると、電動ミルが楽だから好きだよという人と、手動ミルの方がコスパ良くおいしいコーヒーを淹れられるから好きだよという人の二種類がいます。
私は電動派なのですが、「手動の方がいいとは聞くけれど、電動しか使ったことがないから、手動の面倒くささに耐えられるかわからない。買って使わなかったらもったいない」というのが本音で手動ミルが買えません。
コマンダンテとか気になるんだけどね。
自分は手動と電動、どっちが向いているんだろう?
という疑問を1台で解消できるのが、スマートGなのです。
スマートGだと買い換え前提にはなってしまうのですが、コーヒー沼にハマりたての頃だと、1台2役の楽しいコーヒーミルはとても良い選択肢なのではないかなと思います。
コーヒー好きが実際に使っているおすすめ手動ミル・グラインダー4選
続いて、みんなが実際に使っている手動ミルをご紹介します。
こちらには4種類のコーヒーミルが登場しました。
意外と手動ミルを使っている人の方が多かったです。
- 据え置き型のコーヒーミルを置く場所がないから
- 手動ミルの方が安価だから
- ミル刃の質が良くて、電動よりもおいしいコーヒーが飲めるから
このような理由で手動ミルが選ばれていました。
それでは、コーヒー好きが実際に愛用している手動ミルを見ていきましょう。
①1Zpresso K-Pro(JPpro)
1ZPressoは台湾のコーヒー器具ブランドですが、日本語版のサイトもあるので愛用している方は多いようです。
フォロワーさんからは「K-Pro
(AmazonでK-Proも購入できますが、レビューを見ると輸入品なのか、初期不良などがあっても交換までに時間がかかってしまうなどリスクがありそうなので、このブログではJPproをおすすめします)
JPproは尾籠一誠さんというバリスタチャンピオンの方が監修しているのですが、商品サイトではトップバリスタの声としてOkaffe kyotoの岡田さんの声もあって、思わずクスリとしてしまいました。
バリスタ界のエンターテイナー岡田さん、どこにでもいるよね。
- 日本最上位モデルで120段階の挽き目調整ができる。エスプレッソからフレンチプレスまで、これ1本で完璧
- 挽き目調整の目盛りが外側にあり、手動ミルなのに挽き目を変えやすい
- 従来モデルよりも更に回しやすく、挽きやすい持ち手
- 高級感のあるマットブラックで、贅沢なコーヒータイムを楽しめる
フラグシップモデルということで、これでもかというくらいこだわりが込められていますね。
価格は4万円台と、ひょっとすると電動ミルよりも高いくらいのお値段ですが、ミル刃の質は間違いなく桁違いで良いです。
注意点としては、
- 浅煎り豆は硬いので、女性が挽くときは大変そう
- 造りがしっかりしている分、握力の弱い人はメンテナンスのための分解がきつい
というレビューがありました。
手動ミルは挽き目の調整が面倒なイメージがあるので、外側に目盛りがついている1ZPressoは挽き目調整の面倒くささを大きく軽減してくれると思います。
握力が大丈夫そうな方にはおすすめできるメーカーさんです。
②1Zpresso Zpro
もうひとつ、1ZPressoの手動ミルのご紹介です。
上で紹介したJPproよりもワンランク下のコーヒーミルですが、その分手の届きやすいお値段なのが魅力的です。(と言っても3万円台ですが……)
Zproも決して質の悪い機種ではなく、むしろ「高性能モデル」に分類されます。
「最高」のコーヒーミルが欲しいなら上のJPproやコマンダンテがおすすめですが、そうでないならZproで満足できると思います。
同じ価格帯の電動よりは、手動のZproの方がコーヒーはキレイに挽けそうだしね。
挽き目の調整を外側の目盛りでできるのはJPproと同じ。
他のメーカーの手動ミルでは挽き目を変えるのが面倒なので、これだけでもZproを選ぶ大きな理由になります。
ただやはり、フラグシップモデルのJPproと比べると見劣りする部分や不便な部分もあります。
1ZPresso Zproのネガティブなレビュー
- 粗挽きがあまり粗くないため、フレンチプレスには向かない
- 分解できるパーツが多くて複雑で、分解清掃したあとに元に戻せなくなったというレビューもある
- 一度に挽ける量は、実際は20g程度。多めに飲みたいときは何回かに分けて挽かなければならない
自分で買うなら、これらのレビューがちょっと気になるなと思いました。
私のコーヒータイムの過ごし方だと、
- フレンチプレスでよく淹れるので、粗挽きができないと困る
- 休日のまったりタイムには一度に40gくらいの豆を使うこともあるので、複数回に分けて挽くのは面倒
だと思いました。
ただ、
- フレンチプレスやクレバードリッパーを使わないから粗挽きは挽けなくても困らない人
- 丁寧に説明書や動画を見ながら分解・組み立てができる自信がある人
- 20gまで挽ければ充分だという人
- 多い量を挽くときに何回かに分けるのが面倒くさくない人
これらの条件に合うのであれば、Zproもストレスなく使えると思います。
③タイムモア 栗子C2
みんなが実際に使っているコーヒーミルとしても、おすすめのコーヒーミルとしてもとても名前が挙がったのがタイムモアの手動ミルでした。
近年アジアのコーヒーが熱いなと感じていますが、タイムモア社もそんなアジアのコーヒー器具メーカー。中国のブランドです。
これまで紹介してきた1ZPressoの2種類も、この後紹介するコマンダンテも3万円、4万円とする中、タイムモアの栗子C2はなんと1万円以下のお値段です。
高品質なのに価格がお手頃という、
- コーヒー初心者が手を出しやすいお値段で
- コーヒーの味の違いがわかるレベルの人でも満足する高品質なミル刃
めちゃくちゃコスパのいい手動ミルなのです!
低価格帯の手動ミルを探している人には栗子C2をおすすめしろと何度言われたことか……。
Amazonのプライムセールなどで安く購入して、サブ機として使っている人も多いのではないかなと思います。
栗子C2はタイムモア社の廉価版コーヒーミルなのですが、ミル刃の質は高く、その他の部品を樹脂製にすることで値段を抑えているようです。
「値段の割りに性能がいい」とかじゃなく、「めっちゃ良いコーヒーミルなのに値段が安い」という評価をしている人が多い印象です。
気になるかもしれない点としては
- 中国ブランド製で、説明書が英語と中国語でしか書かれていない
- 公式サイトも怪しい翻訳で不安になる(※ちゃんとしたメーカーです!)
- 挽き目の調整が36段階しかなく、高級機種と比べるとしょぼく感じる
- 耐久性に難有りというレビューがやや多く、樹脂部分の破損が心配
初めての手動ミルで日本語の説明書がつかないのは、使い方や分解・清掃のしかたがわからなくて戸惑うこともあるのではないかなと心配です。
ただ、安価な機種ということで持っている人も多く、Youtubeやブログでの解説が充実している印象です。
わからなくても、インターネットが使える環境であれば調べることができるのですね。
個人的には説明書以外の点は気にならないです。
- 極細挽き~粗挽きまでできるので、細かい調整はなくても充分においしいコーヒーが飲める
- 部品の破損が起こっても1年以内なら保証が利くし、サポート窓口は日本語が通じて対応も迅速◎
- 保証が切れても、公式サイトから必要な部品を買うことができる
レビューをや性能を見ていて心配になる点もあるかとは思いますが、「よくよく考えてみれば大丈夫かも!」と思えるものが多いのではないでしょうか?
特に、サポート窓口は日本語でも通じる上にレスポンスも早いようなので、もしかすると日本企業よりも対応は良いかも! と感じました。
1万円以下で質の高いコーヒーミルを買いたいなら、栗子C2の一択だと思います。
④コマンダンテ Comandante C40
コーヒー好きの間では「世界最高峰のコーヒーミル」として知られているのがコマンダンテです。
業務用の50万円もする高級ミルEK43にも引けを取らないと言われるくらいの高品質なコーヒーミル、といえば、そのすごさは伝わるでしょうか?
つまり、お買い得な性能ということです。
上で紹介した栗子C2はミル刃以外の部品を安価なもので代用することで値段を抑えていますが、コマンダンテの思想はそれとは真逆。
隅々まで高級感のあるつくりです。
- 定期的に蜜蝋ワックスでつや出しをする人がいるくらい、上質感のある木製ボディ
- 静電気の起こりにくいガラス製の粉受けは2個付属して、しかも1個は遮光瓶
- 素材は「ステンレス、天然木、ポリエステル(BPA-free)、ガラス他」と表記されているけれど、安く抑えようとしている箇所なんてひとつもない
コマンダンテは、ドイツの職人がひとつひとつ丁寧に作っているコーヒーミルなのです。
「値段が高い」と言う人もいますけれど、本当に世界で一番良いコーヒーミルなので、コーヒー好きな私の個人的な勝手な思いでは「価値のわかる人に使ってほしい」とつい願ってしまいます。
コマンダンテの良さを知らないんじゃないか、と思うAmazonレビューもいくつか見つけてしまって……(泣)
コーヒー好きの間では非常に評価の高い、みんなの憧れのコーヒーミルなので、誰からも愛されてほしいと思ってしまうのです。
このブログを読んだあなたなら大丈夫だよね?
もちろん、コマンダンテが非の打ち所のないコーヒーミルかというと、そうではありません。
コマンダンテの気になるポイント
- 本体が大きく、500mlペットボトルより一回り小さいかな? くらいの太さで持ちにくい
- 胴体には滑らかな木が巻かれているので、見栄えは良いが滑りやすい(特に浅煎り豆はきついかも)
- ドイツ製のため、説明書は英語とドイツ語のみ。日本語の説明書が付属しない
- 日本の正規代理店は一社のみ。しかもメールでの問い合わせしか受け付けておらず、在庫があるかもわからない。つまり購入のハードルが高い
- 特殊な機械と優れた職人技が必要なため、生産に時間がかかり、現在お値段が高騰中(定価は3万円台後半だそう)
ただ、これらの弱点のいくつかには対処法もありますので安心してくださいね。
コマンダンテの弱点対処法
- 太さがあるためぎゅっと握り込みにくいが、ペットボトルを握って回すのをイメージすれば大丈夫
- 滑って力が込めにくいという人もいるが、ラバーバンドを巻くと問題なく挽ける
- 日本語の説明書はないもののブログやYoutubeでの解説は豊富。部品も少ないので、分解・組み立てに困ることはなさそう
- 正規代理店に購入を問い合わせるのはハードルが高いが、Amazonや楽天といったネットショップで購入可能
- 人気>生産量 のため、値上がりはしばらく続きそう。早めに買う・正規店で買う・ドイツから個人輸入する・中古で買う、が安く買うコツかも……?
コマンダンテの純正シリコンバンドも存在しているようなのですが、日本では単品では売られておらず、レッドクリックスというコマンダンテ公式のカスタマイズ部品セットに含まれているよう。
レッドクリックスは入手困難で、ネット通販サイトでも、在庫があったりなかったりしています。
タイミングが合わないと、リアル店舗でも手に入らないみたい……。
コマンダンテユーザーさんに話を聞いてみると、滑り止め用シリコンバンドはコマンダンテを快適に使うためには必須のようなので、代用できるアイテムを見つけたいですね。
おすすめの滑り止めバンドがあればぜひ教えてください!
- ニトロブレードという特殊な刃を、熟練の職人さんが専用の機械で丁寧に精製。一生もののコーヒーミルになるので、買い換えいらずでコスパ良し
- 刃の切れ味が良い上にベアリングが入っていて挽くのをサポート。電動自転車のような感じで挽けるというレビューも
- 微粉が少ない構造の刃は、なんと特許取得済み。エスプレッソやハンドドリップでもクリーンな味を楽しめるけれど、フレンチプレスのような浸漬式の淹れ方だと格段においしくなる
- 一度に挽ける豆の量は40gくらいまで。多杯取りするときも一度で挽けるのでストレスフリー
手動のコーヒーミルを選ぶなら、コマンダンテがやはり世界一です。
お値段が高騰してしまっているという欠点が私も気になりますが、1万円前後の安価なコーヒーミルを買って一生のうちに何度か買い換えることを考えたら、一生使えるコマンダンテはお買い得なのではないでしょうか?
「コーヒーミルの質が悪くてコーヒーのおいしさが引き出せていないのかも……」と不安になったことのある人には、ぜひ使っていただきたいコーヒーミルです。
コマンダンテ、ツイッターのフォロワーさんがめちゃくちゃ推してくるんです!
僕もいつかコマンダンテが欲しいなぁ。
コーヒー初心者におすすめのコーヒーミル・グラインダーをコーヒー好きに聞いてみた【6選】
コーヒー好きの人が実際に使っているコーヒーミルは、「正直お値段が高すぎるよ!」というものも混じっていたと思います。
すごく品質がいいのはわかるけど、いきなり買うには手が出ないお値段のものもあったね。
本格的にコーヒーを始めるぞ! という方はとにかく本格的なアイテムを選ぶのもいいと思いますが、コーヒー初心者さんの中には、最初は手頃なお値段のものから入りたいという人も多いのではないでしょうか?
私も実際、コーヒー器具を買うときはお財布が許す範囲内で買い足しています。
「みんなが実際に気に入って使っているコーヒーミル」はもちろん品質がいいのはわかるけれど、
「買いやすさとかを考えると、初心者におすすめしたいと思えるコーヒーミルは別のものになるよね?」
とぶっちゃけ思ったので、コーヒー初心者さんへおすすめのコーヒーミルは別で聞いてみました。
- 手の届くお値段で
- コーヒーミルの品質も許容範囲内
というような観点のコーヒーミルが集まったと思います。
これから紹介するのは
- レコルト コーヒーグラインダー
- ボダム BISTRO 電動式コーヒーグラインダー
- タイムモア 栗子C2
- ソリス スカラプラス コーヒーグラインダー
- Cores コーングラインダー C330
- フジローヤル コーヒーミル R-220 みるっこ
こちらは電動/手動ではなくお値段別に項目を分けてみたので、予算と相談しながらご覧ください。
そうはいってもお値段が偏っちゃったけど、許してね。
1万円以下で買える初心者向けコーヒーミル・グラインダー
コーヒーミルはしばしば廃盤になるので、在庫状況によっては値段が変わっていくこともあります。
2021年11月現在のお値段ではありますが、1万円以下で買えるおすすめコーヒーミルを最初にご紹介します。
値段が安い分ミル刃の質が甘かったり、痒いところに手が届かない感じもあるけれど、最初の一台としては合格点! というのを聞いてみたよ。
これくらいの値段だと、電動より手動の方がおいしいコーヒーになります。
でも挽くのが面倒くさくて続かなくなっちゃったらもったいないから、予算や自分の生活スタイルと相談して気に入ったのを買っていいと思うよ。
①レコルト コーヒーグラインダー
「価格が安めで性能がそれなり」という視点でフォロワーさんが薦めてくれたのがレコルトのコーヒーグラインダーでした。
- 実物は意外と小さくてインテリアにも馴染むオシャレなコーヒーミル
- 安価だけれど、きちんとステンレス製のフラットカッターを使用
- 挽き目は無段階調整式なので、ドリップはもちろんフレンチプレスも楽しめる
- あくまでも安かろう悪かろう。プロペラ式のミルよりは良いくらいだということを念頭に
お手頃価格でなかなか良い性能だね。
1万円以上する電動ミルと比べると挽き上がりに不満が出るのですが、最初の一台としては優秀だと思います。
「コーヒーを始めてみたいけど、続けられるかわからない」
「プロペラ式のミルは良くないと聞くけれど、あまり高価なものも買えない」
そんな人には、レコルトのコーヒーグラインダーは良い選択肢のひとつだと思います。
②ボダム BISTRO(ビストロ) 電動式コーヒーグラインダー
こちらは記事執筆当時、Amazonで8,000円代となっていたのですが、元の定価は13,200円。
だいぶお買い得な値下げをしているんだね!
ボダムといえばフレンチプレスで有名ですが、長年コーヒーを愛する人に愛され続けてきたメーカーなだけあって、コーヒーのことをよく理解してくれているなぁという商品を多数出されています。
ビストロシリーズの電動式コーヒーグラインダーもそのひとつ。
元の値段が1万円を超えるだけあって、痒いところに手が届く仕様です。
- 低速回転するステンレス製のコニカル刃で、刃の品質が良さそう
- 粉受けがガラスなので、静電気が起こりにくい
- プラスチック部分が壊れやすいのか、初期不良のレビューが多い。メーカーに問い合わせる手間を厭わない人向けかも
- お手頃価格でありながら品質が良いので、リピーターが多く信頼できる
特に、ガラス製の粉受けは私も「いいな!」と思いました。
電動ミルはある意味静電気との勝負なのですが、それが軽減されているというのはストレスなくコーヒーを淹れる上でとても重要です。
もっと高価な機種でも粉受けの静電気に悩まされるものはいくつもあるので(そういうものだと思っていたくらい!)ボダムは本当にすごいです。
静電気対策が面倒だな……という人はボダムを選ぶといいかもしれませんね。
③タイムモア 栗子C2
「みんなが実際に使っているコーヒーミル」としても名前が挙がっていましたが、コーヒー初心者におすすめするコーヒーミルとしても名前が挙がりました。
とても人気で、評判もいいんだね。
どうしても電動がいい、というのでなければ、1万円以下でコーヒーミルを買うなら正直栗子C2がおすすめです。
「栗子C2は値段のほとんどが刃」といわれるくらい、高品質なミル刃を使っています。
安価なコーヒーミルだと粒度が揃わなかったり、エスプレッソ挽きに対応していなかったりしますが、栗子C2ならミル刃に関するストレスはありません。
安い方がいいけど、ちゃんとおいしいコーヒーが飲みたい!
と思うなら、悪いことは言わないので栗子C2を選んでください。
栗子C2の詳しい性能は、下のリンクから飛んでね。
⇒みんなが実際に使っているコーヒーミル「タイムモア 栗子C2」
1万円~2万円台で買える初心者向けコーヒーミル・グラインダー
ここからはちょっとお値段が上がって、性能もだんだん良くなってきます。
私自身、今使っているコーヒーミルは2万円台の電動です。
自分自身が使っているからというのもありますが、このくらいの価格帯になってくると、メインミルとして使い続けていけるのでそうそう買い換えません。
「とりあえず、で買ってそのうちもっといいものに買い換えよう」ではなく、「壊れるまで使い続ける」イメージで買うと良いと思います。
もう少し高価なものを買ったところで、わざわざ買い換えるほどの違いが感じられないんだよね。
買い換えるより「買い足す」方があるくらいで、それもサブ機として手動ミルを買い足すくらいでしょうか?
安価な栗子C2を持ち運び用に買い足すもよし、コマンダンテやJPproでもっとおいしいコーヒーを楽しむもよし……。
電動ミルを買い換えるなら、10万円近くする「Niche Zero」が憧れです。(個人の感想です)
①ソリス スカラプラス コーヒーグラインダー
こちらは定価が12,800円で、ボダムのビストロと同じくらいの性能かな、と見当がつきますね。
- 黒と銀のスタイリッシュなデザインがかっこいい
- ミル刃は硬化ステンレスを使用。小石混入検知機能もついていて、壊れにくく長持ちしそう
- 挽き目調節が21段階と少なめなので、細かく調整したい人には不向きかも
- 商品提供をしてレビューをしてもらうPRが多いので、公平なレビューが少ないかも……?
小石検知機能の性能が詳しく書かれていなかったのですが、これは良いのではないか? と思いました!
丁寧にハンドピッキングされているスペシャルティコーヒーなどを除けば、コーヒー豆にはしばしば小石が混入するものです。
この記事を書く中でも多数のコーヒーミルレビューを見ましたが、「小石を噛んでしまって壊れて買い換えた」というレビューがありました。
小石はコーヒーミルにとっての天敵なんだね。
ミル刃には硬化ステンレスを使用しているということで、刃自体も長持ちしそうです。
静電気が気になる人はボダム、長く使いたい人はソリスという選び方でいいかもしれませんね。
ボダムの方も、何年も使い続けた人のレビューがあったから、すぐ壊れるという心配はないよ。
もちろん、デザインで選んでも良いです。
②Cores(コレス)コーングラインダー C330
コレスのコーングラインダーは2万円台で性能が良い、全体的にバランスのいい機種です。
私がコーヒーミルを購入したときにはまだ発売されていなかったのですが、当時コレスのコーヒーミルがあればこちらを買いたかったなと思うほど。
正直、かなりおすすめです。
スペシャルティコーヒーをおいしく飲むためのコーヒーツールを多数開発しているコレスさんは、ファンが多いですね。
そのお陰か、Amazonレビューもコーヒーに詳しい人が書いているなぁって印象だよ。参考になるレビューも多いから見てみてね。
- 置き場所の確保を考え、幅を抑えたデザイン。高さはあるけれど、幅はなんと12cm
- 挽き目は目安の目盛りがついているけれど無段階調整。エスプレッソ用からフレンチプレス用まで、粒度が自由自在
- 掃除がしやすいので古いコーヒー粉が残りにくい
- 内部に粉が残りにくい直下式の構造。挽き終わった後に粉の重さが変化することも少ないし、中に酸化した粉が残ってしまうことも少ない
エスプレッソまで対応といっても、「油分が多い深煎りの極細挽きだと詰まってしまう」というユーザーさんの声もSNSで見掛けたことがあります。
また、とても品質の良いコーヒーミルではありますが、やはり高級手動ミルと比べると刃のつくりが甘くて粒度のばらつきもあるようなので、非の打ち所のない性能を求める人には不向きです。
あくまでも、2万円台のコーヒーミルとしては性能が良い、レベルですね。
個人的には掃除のしやすさと直下式の構造がとても良いなと思います。
今使っている同価格帯のコーヒーミルが内部にかなり粉が残ってしまってコーヒーの味にかなり影響を与えているのが不満だったので、その点が解消されているコレスさんは安心しておいしいコーヒーが飲めると思います。
5万円台の優秀なおすすめコーヒーミル・グラインダー
ここまで行くと簡単な業務用としても使えるレベルになってしまうのですが、どうしても紹介したいコーヒーミルがあったのでお許しください。
私自身、今使っているコーヒーミルは2万円台で手に入れたものです。
高品質なコーヒーミルを使えばコーヒーはおいしくなりますが、趣味のコーヒーは手の届く範囲で楽しむもので大丈夫ですから、決して無理をなさらないでくださいね。
反対に、「お店用としても使いたいけれど、本格的な業務用を導入する資金はない」という方には、これくらいの価格帯のコーヒーミルで代用可能です。
週末に間借りカフェをするくらいの使用頻度の人にはちょうどいいかもしれないね。
以前訪れた札幌の珈琲マルシェでも、業務用の大きなコーヒーミルを持ってくるわけにはいかないからか、この後紹介する「みるっこ」を持ってきていたコーヒー屋さんがありました。
①フジローヤル コーヒーミル R-220 みるっこ
フジローヤルさんは、業務用の焙煎機やコーヒーミルを製造している歴史あるブランドです。
そんな業務用品質をぎゅっと小さくしたのが、みるっこなんだね。
フォロワーさんに聞いてみると
「欠点のない家庭用コーヒーミルを買おうと思ったらみるっこかNicheになっちゃう」
「本音を言えばみるっこを買いたいです」
「ミルの質は(自分の使っているものよりも)手動やみるっこの方が良いです」
と大絶賛で、みるっこの質の高さはとても有名なのだなと感じさせられます。
値段が理由で手が出ない、という人も多いですが、家庭用で手に入れやすいコーヒーミルの中では最高品質です。
- 業務用としても使えるレベルの高品質なミル刃
- コーヒーラバーさんからも高評価で、品質の良さを裏付けている
- K社のコーヒーミルと比べ、豆を挽くスピードが速い
- 昔ながらのミルらしさが感じられるデザインがかわいらしい
- ホッパーや受け缶、替え刃をメーカーから購入できるため、万が一壊れても部品を替えて長く使うことができる
- プラスチックの受け缶は静電気が発生するが、お好みのステンレス缶などで代用可能
- (他の有名コーヒーミルもそうだが)昔より値上がりしているのが気になる
みるっこを購入する上で、注意点がひとつだけあります。
実はみるっこは、刃のタイプが二種類あるんです。
- ペーパードリップ・フレンチプレス用の中挽き・粗挽き→【スタンダードタイプ】(グラインド臼)
- エスプレッソ用の細挽き・極細挽きに向いている→【カット臼タイプ】
上のリンクはスタンダードタイプなので、エスプレッソ用にみるっこを使いたい方は、下のカット臼タイプのリンクからご購入ください。
エスプレッソを淹れるか・淹れないかで選んで大丈夫だよ。
エスプレッソ向きのタイプは極細挽きができる一方で、粗挽きにしたときに粒が揃いにくいみたいです。
静電気の発生しにくい、金属製の受け缶のオススメはこちらです↓
「うがいコップ」という名称ですが、フォルムもサイズもこれ、コーヒーのために作ったんでしょう? と思うこと間違いナシ。
というのも、珈琲考具で有名な下村企販さんの商品なのです。
\ まるでバリスタのような格好良さ /
あなたのコーヒータイムが一気にお店のように格好良くなること請け合いです!
コーヒー初心者におすすめなコーヒーミル・グラインダーの選び方まとめ
「コーヒー初心者のための~」というタイトルで書いた記事ですが、かなり詳しく書いたのでコーヒー通の方にも楽しんでいただける記事になったのではないかなと思います。
良かったらコメント欄で感想を聞かせてください!
- 最初の一台のコーヒーミルを選ぶときに
- もう少し良いコーヒーミルに買い換えたくなったときに
この記事を思い出して読んでいただけたらうれしいです。
- れぞコーヒーミルの命。刃の材質・品質
- おいしいコーヒーを淹れるための粒度の揃い方・微粉の少なさ(粒度:挽いた粉の粒の大きさのこと)
- イライラしたくないので、静電気は起きにくい方がいい
- コーヒーは1gの誤差で味が変わる。刃と排出口が垂直な「直下式」か
- 淹れたいコーヒーに対応してる? 挽ける粒度の範囲(エスプレッソ用、ドリップ用、フレンチプレス用)
- コーヒーミルは部屋に置くもの。デザインも気に入ったものを
- そしてもちろんこれも重要。お値段は予算内か
これらのポイントを押さえてコーヒーミルを選べば、きっと気に入るコーヒーミルに出会えるはずです。
電動よりも手動のコーヒーミルの方がミル刃の質が高くておいしいコーヒーを淹れられますが、生活スタイルによって向き不向きがあるので、使いやすいものを選んでください。
メイン機は電動、休日にゆっくり豆を挽く時間があるときは手動でおいしいコーヒーを淹れる、という過ごし方も素敵ですね。
今回の記事で紹介したコーヒーミルを振り返ってみましょう。
品名 | メリタ コーヒーグラインダーVARIO-E | カリタ NEXT G | ソリス スカラプラス コーヒーグラインダー | Cores コーングラインダー C330 | フジローヤル コーヒーミル R-220 みるっこ | |||||||
電動/手動 | 電動 | 電動 | 電動/手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 電動 | 電動 | 電動 | 電動 | 電動 |
ミル刃の質 | 金属コニカル刃 | セラミック製フラット刃 | セラミック製コニカル刃 | 金属コニカル刃 | 金属コニカル刃 | 金属コニカル刃 | 世界最高峰ニトロブレード | 金属フラット刃 | 金属コニカル刃 | 金属コーン式カッター | 金属コーン式カッター | 金属グラインド臼 |
粒度の揃い方 | – | – | イマイチ | 良い | 良い | 良い | 良い | – | – | – | – | 良い |
静電気 | 気になる | 少ない | 気になる | – | – | – | – | 気になる | 少ない | 気になる | 気になる | 受け缶の変更可 |
内部への粉残り | – | – | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | – | – | – | 直下式 | – |
挽ける範囲 | 40段階調整 エスプレッソ~フレンチプレス | 15段階調整 ドリップ~フレンチプレス | ドリップ~フレンチプレス | 120段階調整 エスプレッソ~フレンチプレス | 60段階調整 エスプレッソ~ドリップ | 36段階調整 (ダイヤル6以下使用NG) エスプレッソ~フレンチプレス | 無段階挽き目調整 エスプレッソ~フレンチプレス | 無段階ダイヤル式 ドリップ~フレンチプレス | 無段階調整 エスプレッソ~フレンチプレス | 21段階調整 エスプレッソ~フレンチプレス | 無段階調整 エスプレッソ~フレンチプレス | ドリップ~フレンチプレス |
コスパ | 2万円台 | 6万円台 | 1万円以下 | 4万円台 | 3万円台 | 1万円以下 | 4万円台 | 1万円以下 | 1万円以下 | 1万円台 | 2万円台 | 5万円台 |
Amazonリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
この中でもサブ機としておすすめの手動ミルが、タイムモアの栗子C2です。
安っぽさはありますが、ミル刃の質が高くておいしいコーヒーを飲めるので、コーヒーラバーの間でも持っている人が多いです。
「この記事が参考になったよ!」
「この記事を読んでコーヒーミルを選んだよ!」
「まだ買わないけど、情報量が多くて笑っちゃった」
という方は、下のSNSボタンからシェアしてもらえるとすっごくうれしいです。
お友達がコーヒーミル選びに悩んでいたら、この記事を紹介してあげてね。
かなり詳しく書いたので、引用も法律の範囲内でご自由に行ってくださって大丈夫です。
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ブログやホームページで引用する場合、ツイッターにスクショを上げる場合、どちらもこの記事へのリンクをお願いします。
よろしくお願いします。
コメント
コメント一覧 (6件)
MAYAさん、読み応えのある記事を書いてくださってありがとうございます。実は私が初めて買ったミルは、ポーレックスという会社(?)のハンドミルだったのですが、それすら分解掃除するのが面倒で、友達にあげてしまい、しばらく経ってスペシャルティコーヒーにはまってからは、Next Gを使っていますが、あまり掃除をしていません。そんな私ですが、いつかFellow Odeとか Niche Zeroとか使ってみたいなぁと思っていました。コマンダンテ等を朝からゴリゴリ回すのは興ざめなので(怠け者なので)電動しか考えられないのですが・・・それにしても、日本で買えるミルってこんなにあるんだ!と再発見が多かったです。この記事がたくさんの人の目に留まるといいですね!
chiekom77さん、さっそく読んでくださってありがとうございます。
私の今持てる限りの知識を詰め込みました! いろいろ教えてくださったフォロワーさんにも感謝です。
chiekom77さんは最初は手動ミルをお使いだったのですね。
ネクストG良いですよね。掃除をするのが面倒なのはわかります……。あれってネジを外さないと分解できないですよね。
fellow OdeもNiche Zeroも素敵ですよねぇ。私も憧れます。
いやいや、私も電動しか考えられない派です(笑)
この記事を書いている中で「でもおいしくなるのは手動なんでしょう……? 手動も買っちゃう……?」という気持ちにはなりましたが。でも先は長そうです。
Amazonなどの通販サイトが本当に幅広く扱ってくれているので、選び放題ですよね。
元は海外メーカーの手動ミルもすごく多くて、私もびっくりしました。
本当に、一生懸命書いた記事なのでたくさんの人のお役に立てればいいなぁと願っています。ありがとうございます。
ちなみに、redditという投稿サイトにr/coffeeというページがあるのですが、そこでは初心者は、Baratza Encoreというグラインダー(ミル)を買って、同時に刃をアップグレードするようにと指定する人が多いです。(アメリカの話ですが)
Baratza Encore、形を見てみるとまさにVARIO-Eっぽいですね!
アメリカでは付属パーツもいろいろとあるらしいとは聞いていましたが、刃のアップグレードもできるのですね!
日本語で検索をかけてもヒットしませんが、きっと英語で検索できる人・個人輸入できる人はカスタマイズの幅も広がるのでしょうね。
補足ありがとうございますー!
あら、VARIO-Eとしてご紹介されてましたね!失礼しました~。苦笑
VARIO-EがBaratza社のグラインダーだということは知っていたのですが、どの機種かまでは調べていなかったので、chiekom77さんに聞かなければ謎のままでした! ありがとうございました。
Baratza Encore自体も調べてみたらAmazonで購入可能で、なんだか面白くなっちゃいました(笑)
同じ商品なのに違う商品名・違う価格で売っているなんて……。