コーヒーの焙煎度合いと味の関係について【初心者向け】

アイキャッチ 焙煎度と味わいのお話

こんにちは。お久しぶりの更新になってしまってすみません。2023年初更新です。

皆さんコーヒーを飲んでいますか? 私も変わらず、スペシャルティコーヒーを愛しています。

今日はコラム的な感じで、コーヒーの焙煎度合いと味わいの関係について簡単に解説していこうと思っています。

同じコーヒー豆でも、焙煎度合いが違うだけで全く違う味わいになるのだということを、コーヒーを始めたばかりの人はまだご存知ないかもしれませんね。

コーヒーって苦いだけじゃないんですよ。

今日は、浅煎り、中煎り、深煎りそれぞれのコーヒーが持つ特徴と魅力について、コーヒー初心者の方でもわかりやすいようにご紹介していきたいと思います。

一緒にコーヒー選びの新たなポイントを学んで、日々のコーヒータイムをさらに豊かにしてみませんか?


目次
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コーヒー豆の焙煎度合いと味の違いについて

コーヒーというと、産地や品種、抽出法による違いが一番に思い浮かぶ人も居るかもしれませんね。

ブラジルのコーヒーとエチオピアのコーヒーでは味が全然違うよね。

ペーパードリップだけじゃなく、フレンチプレスやサイフォンなど淹れ方の違いもありますね。

でも実は、同じ種類の豆でもその「焙煎度合い」によって、コーヒーの風味は大きく変わるのです。

焙煎とは簡単に言うと、生のコーヒー豆を焼いて私たちがよく知る茶色いコーヒー豆の状態に変化させることです。

焙煎によってメイラード反応などのさまざまな化学反応が起こり、果実味や甘み、苦味などの味わいが引き出されたり、もちろん豆の色も茶色く変わったりします。

焙煎度合いには大きく分けて

  • 浅煎り
  • 中煎り
  • 深煎り

の三種類があります。

それぞれの焙煎度による味の特徴は、後ほど詳しくご紹介しますね。

まずは焙煎というコーヒーの味を大きく左右する工程について、知ってみましょう!


焙煎とは?

焙煎とは、その言葉の通りコーヒー豆を熱して風味を引き出す工程のことを指します。

焙煎することによってコーヒー豆の水分は蒸発し、味わいを左右する化学変化が起こり、豆は茶色く焼けていきます。

初めて聞くと難しそうな印象を受けるかもしれませんが、焙煎について知るとコーヒーの世界がぐっと広がるんですよ。

同じ種類のコーヒー豆でも焙煎の違いによって、酸味、甘み、苦味などの風味が変化して、飲んでみると「全然違う味がする!」と感動できるのです。

コーヒーの美味しさを左右するのも焙煎の工程だよね。

腕の良い焙煎士さんが焼いたコーヒーはとっても美味しいですよね。

コーヒーにハマっていくと、「自分でも焙煎してみたい!」と自家焙煎の道に進む人も少なくありません。

プロが焼いたような味にならなくても、自分で試行錯誤しながらコーヒーを焙煎していく過程というのは、大人の自由研究みたいにとても楽しいものですよ。


焙煎度合いの種類

コーヒーの焙煎度合いは、一般的には

  • 浅煎り
  • 中煎り
  • 深煎り

の三種類に大別されます。

それぞれの焙煎度により、コーヒーの風味は大きく異なります。

コーヒーは苦いだけじゃないっていうのは、この焙煎度によるんだね。

焙煎によって、コーヒーの可能性は無限に広がります。

でも、コーヒー初心者の方にはこれらの焙煎度合いの違いが一体どのように風味に影響を与えるのか、そして自分好みの焙煎度合いはどうやって見つけたら良いのか、さっぱりわからないと思います。

ここからは、それぞれの焙煎度合いの特徴とその風味について、具体的に見ていきましょう。


浅煎り(ライトロースト)の特徴

浅煎り(ライトロースト)と呼ばれる焙煎度合いは、焙煎度を三段階に分けたときに最も焼く時間の短い焙煎度です。

生に近い、と言ったら語弊がありますが、焼き具合が一番浅いのが浅煎りです。

「コーヒーは苦いもの」って思っている人が飲んだらびっくりするのが浅煎りだよ。

浅煎りでは、コーヒー豆とは果実なのだなということがとてもよく感じられます。

爽やかな酸味と果実のような風味が特徴的で、豆の産地の特性が際立ちます。

たとえば、コーヒー豆が持つ繊細なフルーティーな風味や花の香り、シトラスのような酸味などが感じられるでしょう。

浅煎りのコーヒーは、特にスペシャルティコーヒーの世界でよく見かけるイメージがあります。

「サードウェーブコーヒーといえば浅煎り」というほど極端ではなく、スペシャルティコーヒーでも中煎りや深煎りで魅力を引き出しているお店もたくさんありますが、浅煎りに特化しているお店もとてもたくさんあるイメージです。

ハンドドリップで楽しむのはもちろんのこと、エスプレッソで飲んでみると、これまで抱いていたエスプレッソのイメージが覆る衝撃の体験をできるので、もし楽しむ機会があればチャレンジしてみてください。


中煎り(ミディアムロースト)の特徴

中煎り(ミディアムロースト)と呼ばれる焙煎度合いは、焙煎度を三段階に分けたときの真ん中の焙煎度です。

浅煎りの特徴である酸味も残りながら、深煎りの特徴である苦味も感じられる、全体的にバランスがよくまとまった印象のある焙煎度かなと思います。

コーヒー豆が本来持つ果実らしさと、焙煎によって生じる香ばしさが絶妙に同居しているのが中煎りだとも言えますね。

浅煎りよりも苦味があるけれど、甘みも際立って感じられるようになります。

果実味はいくらか減るものの、代わりにキャラメルやチョコレートライクな甘さが出てくるよ。

中煎りのコーヒーは、「浅煎りだと酸っぱすぎる」という人にも、「深煎りだと苦すぎる」という人にも飲んでいただきやすい、誰が飲んでもバランスの良い優等生のようなコーヒーです。

迷ったらまずは中煎りから試してみる、というのもありですね。

お店によって同じ「中煎り」という表記でも、焼き加減は異なります。

だからこそ、中煎りのコーヒーを買ってみてそのお店の焙煎の特徴を感じ取ってみる、という飲み方もおすすめできるのです。


深煎り(ダークロースト)の特徴

深煎り(ダークロースト)と呼ばれる焙煎度合いは、焙煎度を三段階に分けたときに焼く時間が最も長い焙煎度です。

コーヒーと聞いて想像する苦い液体は、深煎りのコーヒーのイメージなんだよ。

深煎りのコーヒーでは、浅煎りや中煎りで感じられる酸味はほとんど感じられなくなります。

香ばしくてコクのあるコーヒーが好きな人におすすめですよ。

苦味と香ばしさ、そしてフルボディの特徴を持つのが深煎りです。

この焙煎度合いでは焙煎による香ばしい風味と濃厚なボディ感が強調され、果実味やフルーティーさは減少します。

苦味が強くて、独特の焦がしたような風味と、ナッツ感やチョコレート感が感じられるようにもなります。

深煎りのコーヒーはミルクとの相性も抜群で、カフェオレはもちろんのこと、エスプレッソにミルクを合わせたカフェラテやカフェモカなどのアレンジドリンクもおすすめです。


どの焙煎度合いを選ぶべきか?

コーヒー豆の焙煎度合いを選ぶ際には、何よりも自分の好みが大切になってきます。

あなたがどのような味わいを好むのか、どのようなシチュエーションでコーヒーを飲むのかによって、適した焙煎度は変わるでしょう。

僕はジューシーな浅煎りでアイスコーヒーを飲みたいな。

こってりとコクのある深煎りであまーいホワイトモカを楽しむのも好きですね。

こんな風に、コーヒーをどう楽しみたいのかによっておすすめの焙煎度は変わります。

たとえば、コーヒー豆の繊細な風味や酸味を楽しみたいのなら、浅煎りがおすすめです。

一方で、バランスの取れた風味を求めるのであれば、中煎りが、そして濃厚で香ばしい風味を好むのであれば深煎りがおすすめとなります。

どの焙煎度が自分に合っているのかを探すためには、色々な種類のコーヒー豆や焙煎度合いを試してみることが一番です。

とにかく飲んで飲んで飲み比べていくことで、「なんだかこれは好きかも」「カッピングコメントに書かれていることがわかるようになってきたかも」と次第に発見が増えていきます。

コーヒーの味わいを細かくわかるようになってきたなって感じたときは嬉しかったなぁ。

たくさんのコーヒーを試して、自分だけのお気に入りを見つける楽しさを感じてみてください。

まずは焙煎度合いから自分の好みを見つけていくことは、あなたのコーヒータイムをさらに豊かにしてくれる一歩となるはずです。

あなたが最も楽しめるコーヒーを見つけ、その一杯が毎日の生活をより素敵なものにできるように祈っていますね。


自分の好みの発見

自分の好みのコーヒーを見つけるには、色んな種類のコーヒーを飲んで飲んで飲み比べてみることが遠回りのようで一番の近道です。

しかし、「どの焙煎度が好きなんだろう?」と焙煎度に限って比べてみたいのであれば、まずは同じ産地のコーヒー豆を、浅煎り・中煎り・深煎りで比較してみることをおすすめします

なるほど、焙煎度以外の項目を固定して比較するんだね。

エチオピアの浅煎りとブラジルの深煎り、みたいな比べ方をしてしまうと、産地の差による味の違いと混乱してしまいますからね。

このとき注意点がもう一つあります。

それは、抽出方法も同じ条件で試すということです。

抽出方法(フレンチプレスやサイフォン、エスプレッソなど)もまた、コーヒーの風味に大きな影響を与えますので、焙煎度合いの違いだけを見るためには、同じ条件で比較することが重要となります。

また、味わいを確かめる際には、一杯ずつ時間をかけてじっくりと飲むことがおすすめです。

それぞれのコーヒーをじ~っくりと味わい、どんな特徴があるかな、と感じ取るのです。

私はコーヒーをじっくりと分析したいときは、飲み比べた感想をノートに記録しています。

酸味、甘み、香り、苦味、コクの5項目を5段階評価して、それに加えて感想やコメントも文章で残しています。

最初のうちはよくわからなくても、情報が溜まっていくと「自分はこんなコーヒーが好きなんだな」「前までは理解できなかった味わいの違いがわかるようになってきているな」などと成長が感じられて楽しいですよ。

焙煎度合いの違いを知っていく過程は、コーヒーに対する理解をさらに深めてくれて、自分だけのお気に入りを見つける楽しみを提供してくれます。

まさに、自分だけのコーヒータイムをさらに豊かにする一歩となるでしょう。


まとめ:焙煎のマジック

焙煎とは、コーヒー生豆に「美味しくなぁれ」と魔法をかけるようなものです。

焙煎士の熟練した技術によって、コーヒー豆から最高の風味が引き出され、それが私たちのカップに美味しいコーヒーとして注がれるのです。

焙煎士さんはコーヒーの魔法使いなんだね。

浅煎りから深煎りまで、焙煎度合いごとに大きく異なる風味が感じられます。

それぞれの特徴を理解し、たくさん飲み比べてみることで、自分だけのお気に入りのコーヒーを見つけることができるはずです。

焙煎度合いを知ることは、コーヒーを知る長い旅路の第一歩です。

コーヒーを知っていくことで、私たちが飲むコーヒーの一杯一杯が、ただの飲み物ではなく、豆の産地から焙煎までの長い旅路の結晶であるということを実感できるようになり、それぞれのカップが特別なものに感じられるようになるでしょう。

だから私はスペシャルティコーヒーが好きなんですよ。

焙煎度の違いを理解することは、コーヒーの楽しみをさらに深めることにつながります。

自分だけのお気に入りを見つける旅の一部として、焙煎の魔法を体験してみてください。


美味しいコーヒーを淹れるためのおすすめグッズたち

コーヒーを淹れる際には、お湯の温度設定も重要です。

浅煎りは高めの温度、深煎りは低めの温度で淹れるとコーヒーの個性が出やすいですよ。

1℃単位で温度設定ができるBrewistaのケトルは、見た目もスタイリッシュで私のお気に入りです。

そして美味しいコーヒーを淹れるためには、コーヒー粉とお湯の量のバランスも大切です。

サーバーの目盛りを目安にするのではなく、豆の重さを正確に測り、豆量の15~16倍のお湯を正確に注ぐためには、ドリップ用のスケールがあると便利です。

Brewista
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私はBrewistaのスケールが格好良くて好きですが、家庭用ならハリオのドリップスケールでも充分です。

コーヒーの世界は、深く知れば知るほど底無し沼のように魅力を増していきます。

ぜひ一緒にコーヒーを楽しみましょう。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • MAYAさん、お久しぶりです。新しい秘書さん、見つかりましたか?
    「焙煎士さんはコーヒーの魔法使いなんだね。」に同感です♪

    • chiekom77さん
      お久しぶりの更新になっちゃってすみません。コメントありがとうございます。
      新しい秘書さんは無事見つかって、お世話になっています。
      焙煎士さんは魔法使いですし、バリスタさんも魔法使いですよねーv

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